2015.04.01 自転車

とうとう自転車保険が義務化?!自転車事故が増える中、兵庫県で全国初の試み

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自転車事故を起こしてしまったら?!兵庫県が自転車保険の加入を義務付ける条例を施行

最近、自転車事故のニュースが目立ちませんか?

道路交通法では、自転車は原則車道を走行することと決められていますが、路上駐車や大型車など様々な障害や危険を避けるべく、例外として歩道を走らざるを得ない場合もあり、むしろ歩道を走る人々の方が多いくらいではないでしょうか。

すると、今度は歩行者との接触事故につながりかねません。

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交通事故の総件数が減少傾向にある中、自転車対歩行者事故は約1.5倍も増加しており、その数は年間約2,800件にも上ります。
その中で、約500人の方が毎年命を落とされています。

加えて、事故を経験した人の約8割が事故後の処理をしていないというアンケート調査の結果もあり、この年間件数は氷山の一角に過ぎないということが言えます。

また、運良く被害者として無事だったとしても、相手が怪我してしまったり死なせてしまったり、あなた自身やあなたの家族が加害者になってしまうことも大いにあり得るのです!

 

自転車事故で1億円もの高額損害賠償?!賠償責任で人生が狂うことも

実際、小学生が自転車で衝突してしまった相手が寝たきりになってしまい、その小学生の母親9500万円の賠償命令が下されました。

自転車事故による高額損害賠償命令が下された判決

  • 9,300万円(2008年/東京地裁)
  • 6,800万円(2003年/東京地裁)
  • 5,000万円(2005年/横浜地裁)

このような損害賠償請求を受けることは決して他人ごとではありません。

そこで、自動車やバイクと同じよう、いわゆる賠償責任保険を自転車にも加入義務を与えようという条例が、全国で初めて兵庫県で施行されました。
ちなみに、完全に義務化になるのは10月1日からだそうです。

何でも条例や法律で規制を厳しくする流れが必ずしも良策とは言えませんが、ここ最近の状況を考えると、この取り組みは至極まっとうではないでしょうか。

 

コンビニでも加入できる自転車保険!高額損害賠償を未然に防ごう

最近では保険料も安く、年間1000円程度のプランから用意されています。
なんと、セブンイレブンでも簡単に加入手続きができる時代です!

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保険は何も自分本意というわけではありません。
加害者が自身の支払能力を超えた損害賠償請求を受けた場合、被害者はそれ以上の額を受けとることができないのです!

もちろん自身のため、そして何より相手の為、保険の必要性は誰しもにあるのです!

月々数百円の負担で、万が一の為に備えるのが吉でしょう。

火災保険でカバーできるかも?

今一度、お持ちの保険証券を確認してみましょう!

もしかしたら、そこに「個人賠償責任補償」が含まれているかもしれません。

特に火災保険によく見られますが、約款に「日常生活に起因する事故」のような文言が書かれていれば、自転車に乗ることは立派な日常生活なので、しっかりカバーされます。

 

自転車保険で事故が防げるわけではない!自転車専用レーンのようなインフラ整備も必要!!

とは言え、保険に加入するだけでは事故の減少には結びつきません。

当然そこは井戸敏三兵庫県知事も把握されており、以下のように述べられています。

「自転車事故を減らすことが最終目標。自転車専用道の整備も進めたい」

仰る通り!!

個々人の注意だけでは事故を防ぎきるには限界があります。
事故の件数を減らすには、インフラから抜本的に変えていかなければなりません。

 

希望日本研究所 第5研究室

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