2015.10.01 領土問題

燃える氷ことメタンハイドレートとは?実用化に向けて青山繁晴氏と二人三脚で調査を続ける青山千春博士が解説【動画】

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青山千春博士が燃える氷『メタンハイドレート』の実用化への道を動画で解説!

日本のエネルギー事情を一変させるかもしれないメタンハイドレートをご存知ですか?

『燃える氷』とも言われており、石油・天然ガスに代わる次世代資源として注目を浴びています。
しかも、日本近海に大量に眠っているとのこと!

シェールガスがあっという間に実用化したように、メタンハイドレートの利用も現実味を帯びてきています。
実用化に向けて、ご主人でもある青山繁晴氏と二人三脚で調査を続ける青山千春博士が、分かりやすく動画で解説してくださいました。

実際に海に出て自費で調査を行ってきた先生の言葉には、説得力があります。

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※ このページから直接動画をご覧頂けます。また、下部には解説もございます。

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【青山千春博士がメタンハイドレートの実用化に向けて解説①】日本海洋の埋蔵量は資源大国レベル!?

燃える氷!メタンハイドレートとは何か?

あまり聞き馴染みのないメタンハイドレートとは、メタンガスと水が混ざった氷状の化石燃料です。

決して再生エネルギーではありませんが、将来有望なエネルギー資源とされています。
なぜかと言いますと、

☑ メタン・・・天然ガス
☑ ハイドレート・・・水和物・水分子

つまり、燃やしても水しか残らないクリーンなエネルギーなのです。

メタンハイドレートは『燃える氷』とも言われており、存在するには低い温度高い圧力が条件です。
したがって、その条件をクリアしている海底に多く眠っていると言われています。

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1㎥のメタンハイドレートは、地上でガスになると体積が164㎥ にもなります。

もし効率よく採取することができれば、多くのエネルギーを獲得することができるため、新たなエネルギー源として非常に期待されているのです。

燃える氷!メタンハイドレートが太平洋側にも日本海側にも眠る資源大国日本

メタンハイドレートは、かなり前から海底に多量に存在すると予測されています。

1960年代にはシベリアの地中深くで、1970年代にはカナダ沖の比較的浅い海底でも発見され、1980年代からサンプル回収などが行われていました。

また、2008年には日本の機関(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)がカナダの永久凍土の地下深くからメタンハイドレートの塊を掘り出し、実用化に向けて大きく前進していました。

調査が進むにつれて、世界中の海や海底に広く分布していることがわかり、日本周辺の海洋にも分布していること分かっていました。

しかし、深海のため取り出すことが困難と言われてきたのです。

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そんな中、2013年に愛知県沖の地下から採取したメタンハイドレートから、天然ガス採取に世界で初めて成功したというニュースが大きく取り上げられました。

日本周辺の海にあるメタンハイドレートの埋蔵量は、日本が消費している天然ガスの100年分はあるといわれています。

詳細調査が行われている愛知県沖だけでも10年分以上あるといわれているので、今後調査の進む日本海側には、もっと多くのメタンハイドレートが埋蔵されている可能性があります。

それを前々から主張してきたのが、青山千春博士!
博士は、日本海側の方が純度の高いメタンハイドレートを容易に搾取できると言い続けてきました。

しかし・・・

 

【青山千春博士がメタンハイドレートの実用化に向けて解説②】日本海側の表層調査は青山繁晴・千春夫妻の自費!?

日本海に眠るメタンハイドレートは海底表層にむき出し状態!?

日本のメタンハイドレートの調査は、1980年ころ太平洋側から開始されました。

太平洋側に存在するメタンハイドレートは、深い海底の地層の中に細かい氷状に分布しています。
そのため、地層を砕いて瓦礫とともに細かくなった状態で海上に吸い上げないといけません。

愛知沖で採取したのもこの方法によるもので、結局吸い上げる過程で目詰まりが起こるなどの技術的な問題で、予定より調査を早く切り上げることになったのです。

技術やコストの面で実用化には時間がかかると報告され、政策的な取り組みはあまり進んではいませんでした。

ところが、日本海側のメタンハイドレートは海底の表層にむき出しとのこと!

太平洋 海底の内部 ➡ 採取するときに砂礫と混じってしまう
日本海 海底の表層 ➡ 純度が高い状態でそのまま採取できる

 

それにも関わらず、研究・調査の主体である経済産業省は、あくまで太平洋側のみで日本海側には手も金も出しません。

なぜか?!
話は単純で、彼らは太平洋側を調査すると一度決めた手前、どうやら意地やプライドがある(らしい)のです。
たったそれだけで国益に関わる調査の運命が左右されるとは・・・。

もちろん青山博士も同じ思いで、とうとう自費で調査に乗り出したのです。

日本海側のメタンハイドレートの研究調査費は青山繁晴・千春夫妻の手弁当だった!?

国の補助金が付かないにも関わらず、太平洋側よりもメタンハイドレートが搾取しやすいであろう日本海側の調査が何よりも重要だと考えた青山博士は、自費で調査を行うことを決意しました。

そのおかげで、予想通り比較的浅い海底の表層にメタンハイドレートが塊状で分布していることを確認することができたのです。

しかし、その成果はしばらく黙殺されてしまいます。

時を経て2011年の東日本大震災後、急激に日本海側のメタンハイドレート調査に予算が手当てされました。

震災以前は、採取が困難な太平洋側の深海に存在するものばかりが調査され、存在しても採算性のあわないエネルギーは資源ではない!との学識者の意見が大半を占めていたことは事実です。

原発事故により、エネルギー問題が深刻化したことで、国の動きも変わったことは否めません。

海洋掘削は必要ない!?そもそも青山千春博士が日本海の海底表層にメタンハイドレートを発見できたわけは?

青山博士の専門は、実はエネルギーではなく水産学でした。
そのため、魚群探知機を用いて海底の様子を把握することは半ば日常茶飯事です。

ちなみに、女性で初の船長の資格を取ったのも青山博士!

この「魚群探知機」「船の操縦」こそが、青山千春博士が日本海側で調査を有効に進めることができたポイントだったのです。

地中から湧き上がってくるメタンガスを魚群探知機で探すことで、海洋掘削することなく、容易に海底表層のメタンハイドレートの位置を特定して調査をすることができました。

中には、スカイツリー並みの600~700mという高さのものまで!

メタン

従来の石油探索等の方法では発見できなかったものが、漁船の魚群探知機でも見つけられるようになったのですから、これでは経産省の官僚たちが青山博士たちに嫉妬するのも納得です。

逆を言えば、それだけの偉業を成し遂げたという証ではないでしょうか。

 

【青山千春博士がメタンハイドレートの実用化に向けて解説③】燃える氷が地球温暖化を救世主に!?

地球温暖化に悪影響のメタンガス!しかしメタンハイドレートの実用化が地球温暖化を救う?

地球温暖化は、石油や石炭などの化石燃料を燃やした際に出る二酸化炭素が、地球規模で温室効果があるため引き起こされると言われています。

このオゾンホールを破壊するのは、二酸化炭素だけでなくメタンも影響を及ぼし、実に二酸化炭素の23倍も悪影響があると言われています。

燃える氷ことメタンハイドレートは、自然に気化して地上に放出されています。
だからこそ、そのまま自然放出させずに燃料として燃やすことで、地球温暖化にも非常に貢献するというわけです。

そもそもメタンハイドレートと地球の温暖化には深い関係があります。

メタンハイドレートは、海の圧力(水圧)によって海底に閉じ込められています。
氷河期には海の水が氷ってしまい水が少なくなるため、ガスを閉じ込める圧力が低下し、閉じ込められていたメタンガスが排出されてしまいます。

しかし、温暖化によって逆に氷河が解けると、また水圧が高くなりメタンガスは閉じ込められ、排出が抑えられます。

このように、メタンハイドレート排出の増減が、地球規模で非常に長いサイクルで繰り返し起こっているのです。

バミューダ海域の三角地帯『魔のトライアングル』の奇妙な伝説はメタンハイドレート?

余談ですが、バミューダトライアングル/魔の三角地帯という話を聞いたことはありませんか?

バミューダ諸島の周辺海域で、謎の船の沈没や飛行機の墜落が頻発するという怪現象です。

最近、この海域の海底に多くのメタンハイドレートが存在し、何かの衝撃でメタンが大量にガス化してその泡が船を転覆させていたのではないかと言われています。

メタンハイドレートは気化すれば164倍の体積にもなるので、その泡は相当の量です。

また、飛行機の高度計は外圧を利用しているのですが、外気が空気ではなくメタンに変わってしまうと狂います。
メーター上で高度が上がったからといって急に降下すると、海に落ちてしまうという可能性もあるそうですが、信じるか信じないかは・・・

 

メタンハイドレートの実用化は近隣国との外交にも影響!?

日本が資源大国になれるかもしれないメタンハイドレートは、単なるエネルギー問題だけでなく、外交問題にも大きな影響を及ぼす可能性があります。

特に青山博士が調査を続けてきた日本海側は、韓国・北朝鮮・中国・ロシアと、私たち日本人にとっては厄介な国たちが目を見張っているのは周知の事実です。

有望なエネルギー源が自国の近海にあれば、彼らはどうするでしょう?

中国が南沙諸島や尖閣諸島に進出している姿が物語っています。

メタンハイドレートに関していえば、竹島の西側に大量に埋蔵されていることが分かっており、外国資本が新潟や佐渡の土地を買い漁っていることにも関係しているのではないか?という論調のコメントも出ているほどです。

せっかくの大事なエネルギー資源を近隣諸国に奪われないよう、また将来有望な新エネルギーとして実用化されるよう、今後のメタンハイドレート事情を注視していきましょう。

 

 

希望日本研究所 第5研究室

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