2015.03.30 自転車

自転車だらけ!自転車レーンだらけ!自転車大国オランダ

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オランダ王国は自転車王国!!自転車レーンは質実剛健なダッチバイクだらけ

 

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自転車レーンが張り巡るオランダは、世界でも有数の自転車先進国です。

まず、自転車所有率が100%を超えるのは世界中でもオランダだけ!
実に130%(2,200万台/1,685万人:平成26年)にも上ります。

ただ台数が多いだけではありません!

実際の使用頻度も非常に高く、外出時の自転車使用率は約30%、毎日の通勤・通学時にいたっては約50%にもなります。

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女王様も自転車で買い物に出かけるってホント?

なぜオランダはここまでの自転車先進国になったのでしょうか?

自動車が増えてきた1960年代、事故や駐車スペースの不足に伴って街を拡張しようとする動きの中で、市民は自動車のための街づくりに疑問を抱き、安全な自転車を見直す運動が起こりました。

例えば、街の中心部への自家用車の乗り入れ禁止などは、もちろん最初は市民から多くの反発があったものの、長い年月をかけて今のオランダの姿があるわけです。

今では、雨でも雪でもオランダ人はフードを被って自転車に乗ります。

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オランダでは自転車専用レーンが当たり前!

こうして世界一の自転車大国となったオランダでは、その自転車に関するインフラに目を見張るものがあります。

九州ほどの面積しか持たないオランダの国土内には、自転車専用レーンが約35,000km(娯楽用の長距離サイクリングロードなど含む)も張り巡らされています。

基本的には車道と歩道の間に完全分離された状態で設けられており、このお陰で歩行者と自転車と車とがそれぞれ独立して安全かつストレスフリーに通行することができます。

完全分離が困難な場合でも、車線や道路の色分けなどを施して自転車専用レーンはしっかり守られています。

 

自転車ごと電車に?!自転車先進国オランダでは日常茶飯事

列車のドアに自転車マークが付いている車両には、自転車を折りたたまずそのまま持ち込むことができます。

平日のピーク時やラッシュ時(朝7:00~9:00/夕方16:00~18:30)は例外なのですが、通常は国鉄で6ユーロ、アムステルダム市内の地下鉄では1.5ユーロの追加料金を払うだけ!

しかも、この例外の時間帯でも、車内にスペースがあれば、特に問題なく自転車を持ち込めるとのこと。
この辺の寛容さも、どこかオランダらしい!

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一方、日本でも鉄道会社によるサイクルトレインが実施されることがあります。

しかし、これはあくまでイベント行事であって、日常(特に通勤ラッシュ時)では決して考えられないですね。

 

さすが海洋王国かつ自転車王国のオランダ!船にも自転車持ち込みOK!

オランダと言えば運河!
国土の4分の1が海面下ということもあり、水と接点の多いオランダでは、船やフェリーも日常の交通手段の1つです。

アムステルダム中央駅の北側からは、向島までの定期船が出ており、人々は自転車と一緒に乗船することができます。
しかも無料というから驚きです!

この定期船は10~15分間隔で運行しており、乗船所には相棒の自転車と次の便を待つ人でいつも賑わっています。

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日本だって自転車(ママチャリ)王国だけど、オランダと何が違う?

我々日本人にとっても自転車はとても身近な乗り物です。

日本全国における自転車所有率は約58%(7100万台/1億2700万人:平成25年)と、決して少ないわけではありません。

しかし、例えば東京23区に限って言うと、日々の自転車使用率は約14%と、持ってはいても普段あまり使われていないことがわかります。

この使用頻度の少なさの理由は個々人によるところではありますが、快適でもなければ安全とも言えない交通事情というのも決して無視できないのではないでしょうか?!

特に子を持つ親御さんにとっては、お子さんが危ない目に合わないために、便利でエコな自転車の使用を控えさせなければならないこともあることでしょう。
これこそ本末転倒と言わざるを得ません!

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