2015.06.25 鉄道

1駅に乗入れる事業者数としては日本最多の「横浜駅」、そのホームドア設置状況をチェック

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1日の乗降客数はのべ約210万人、世界でも5番目に位置する「横浜駅」

今回は、神奈川県における鉄道の中心ともいうべき大ターミナル駅として、たくさんの人に利用されている「横浜駅」について見てみようと思います。横浜駅は世界でも第5位に位置する乗降客数となっています。
(※以下の表はこちらのページを参考にしました)

 1位 新宿駅   東京都
 2位 渋谷駅   東京都
 3位 池袋駅   東京都
 4位 梅田駅   大阪府
 5位 横浜駅   神奈川県
 6位 北千住駅  東京都
 7位 名古屋駅  愛知県
 8位 東京駅   東京都
 9位 品川駅   東京都
10位 高田馬場駅 東京都

 

横浜市だけでなく神奈川県における鉄道の中心駅ともいうべき「横浜駅」

横浜駅は、神奈川県横浜市西区にある駅で、横浜市だけでなく神奈川県内の鉄道の中心ともいうべきターミナル駅で数多くの乗降客が利用しています。

この駅に乗入れている鉄道会社はJR東日本、京浜急行電鉄、東急電鉄、横浜高速鉄道、相模鉄道、横浜市営地下鉄の6事業者にも上り、1駅に乗入れる事業者数としては日本最多と言われています。
新宿駅も同じ6社が乗り入れていますが、西武新宿は厳密には連結していないため5社とカウントされる場合が多いです

1日の乗降客数はのべ約210万人に達します。これは神奈川県内ではもっとも多く、世界でも5番目の規模です。

この横浜駅は横浜市の商業の中心となっており、駅を中心に商業施設や繁華街がとりまくようにその周辺に密集しています。

 

永久に続く横浜駅の工事?!

横浜駅は「工事が終わらない駅」「日本のサグラダ・ファミリア」と揶揄されています。

実際、1928年(昭和3年)以来、一度も全工事が完成した状態になったことはないという状況で、今まで約80年以上、絶えることなく駅構内や周辺のどこかで様々な工事が行なわれてきています。

ここ十数年で、プラットホーム、駅の中央自由通路、南北自由通路など様々な工事が立て続けに行われてきました。さらに、これからも工事の予定が目白押しでです。

現在、長い間に渡って行なわれていた中央自由通路の工事が終了し、どちらかというと工事の規模は縮小中ですが、今後も、利用客は工事通路でよく使われる黒いゴムマットの姿を見続けることになるでしょう。

横浜駅に乗り入れているのは、以下の6社11路線です。

① JR東日本 京浜東北線・東海道線・湘南新宿ライン・横須賀線・根岸線・横浜線
② 東急電鉄 東横線
③ 横浜高速鉄道 みなとみらい線
④ 京浜急行鉄道 京急本線
⑤ 相模鉄道 相鉄本線
⑥ 横浜市営地下鉄 ブルーライン

 

① JR東日本【乗車人員 406,594人/日】

JR東日本においては、神奈川県内で最も利用者数の多い駅となっており、JR東日本全体の駅の中では第5位に位置しています。

名称上は東海道本線と根岸線の2線がの運行されています、ですが一般には6路線として知られています。また、横須賀線は総武快速線と、湘南新宿ラインは東北本線と、京浜東北線と根岸線はそれぞれ直通してます。横浜線は隣の東神奈川駅は起点となっていますがが、一部が横浜駅を発着し、また根岸線に乗入れる場合もあります。

ホームの番線は京急からの通し番号となっており、一番南に位置する京浜東北線から3~10番線となっています。

ホームドアに関しては、現在どの路線のホームにも設置されておらず、具体的な設置計画もまだのようです。

JRのホームは比較的スペースが広いものが多いのですが、前述のように、工事の場所が多く、そのゴムマットなどで足場が悪いこともあるため、転落防止のため早急な設置が求められます。

 

東急電鉄【乗車人員 351,652人/日】

東急電鉄では、渋谷駅からつながる東横線が運行されています。横浜駅は東急と後述の横浜高速鉄道(みなとみらい線)の共同使用駅となっています。

利用者数は東横線で渋谷駅に次いで多く、一日約35万人藻の乗降客が利用しています。

東急の横浜駅は、2004年までは高架駅でしたが、みなとみらい線開業・相互直通運転のため高架の駅は廃止となりホームが地下化されました。

そのため、駅は比較的新しく横浜駅の中では一番深い位置にホームがあります。

東横線と副都心線の相互直通運転も開始されたことで、副都心線・東横線を介して鉄道5社(横浜高速・東急・東京メトロ・東武・西武)による相互直通運転が行われるようになりました。

東横線の横浜駅では2015年の3月からホームドアが設置され運用を開始しています、東横線では5駅目となり、さらに東急では東横線を含め今後全駅へのホームドア設置を予定してます。

 

横浜高速鉄道【乗車人員 183,469人/日】

横浜高速鉄道のみなとみらい線は元町・中華街行きの始発列車が横浜駅始発である以外は全列車が東急東横線と相互直通運転を実施しており、東横線とは事実上一つの路線として運行されています。

2013年には乗り入れ先である東急東横線が東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始し、みなとみらい線も東横線を解する形で副都心線と相互直通運転を実施しています。

また、クリスマスやゴールデンウィークなどにおいて、臨時列車として埼玉高速鉄道線浦和美園駅(東京メトロ南北線経由)・都営三田線高島平駅・東京メトロ日比谷線北千住駅から東急線を経由して元町・中華街駅まで「みなとみらい号」が運行されています。

前述のとおり、横浜駅にはホームドアが設置完了済みですが、みなとみらい線内のその他の駅への設置は具体的な予定はありません。

 

④ 京浜急行電鉄【乗車人員 313,608人/日】

京浜急行電鉄では、品川を起点とする京急本線が横浜駅に乗り入れています。

京急本線はJRに並行して走る地上駅となっていて、ホームの番線表示はJRと共通で使用しています。

一番端の1番線が下り、2番線が上りホームであり、そのまま隣接するJR線3番線の京浜東北線へとつながっています。

京急本線は品川から東京湾沿いに南下し、横浜市南東部・横須賀市東部へと延びる路線で郊外のベッドタウンを数多く通っています。

そして、横浜駅は京浜急行72駅の中で最も利用者数の多い駅で、乗降人員が30万人を越えています。

そのため、京急の横浜駅はラッシュ時だけでなく日中も混雑が激しくなり、その混雑緩和のため1面2線から現在の2面2線の形へと変更しています。

ホームドアはいまだ設置されておりません。

動画でもお分かりのように、ホームでの混雑具合を見るにつけ、転落防止の対策は早急に行う必要がありそうです。

 

相模鉄道【乗車人員 424,631人/日】

相模鉄道は相鉄本線が乗り入れており、ホームは2階にあり、横浜駅唯一の高架駅となっています。

駅は横浜駅で最も南に位置しており、一番離れている京急本線との乗換のための移動には約5分以上かかってしまいます。

横浜駅と横浜市の内陸部や大和市・海老名市を結ぶ通勤・生活路線です。起点となる横浜駅の利用者数は約42万人と相鉄の駅の中で最も多く、また、横浜駅に乗り入れている鉄道各社の中でもJRを除いて最多を誇っています。

すべてのホームに安全柵(動画の銀色の柵)が設置されており、2015年度中には3番線の乗・降車ホームにホームドアを設置する予定となっています。

 

横浜市営地下鉄【乗車人員 134,131人/日】

横浜市営地下鉄は「ブルーライン」が乗り入れています。

ブルーラインの正式名称は「横浜市高速鉄道1号線・3号線」で、神奈川県藤沢市の湘南台駅から横浜市青葉区のあざみ野駅までを結ぶ地下鉄の路線です。

利用者数は横浜市営地下鉄の駅の中で最も多く、約13万人に上ります。

ブルーラインは2007年よりワンマン運転を実施しています。それに対応するため、同年、全駅駅にホームドアが設置されて随時稼動を開始しています。

また、車両と車両の間の部分にはホームドアではなく銀色の柵を設置しています。(動画参照)

 

年中工事中の横浜駅、ホーム上では足元に気を付けて

横浜駅では、11の路線の3つの路線にホームドアが設置されており、相鉄もホームドアを設置予定です。横浜駅は、神奈川県の中心駅であり、横浜市だけでなく神奈川県全体から乗客が集中します、それに加え、年中工事が行われているということもあり、ホーム上は非常に混雑します。

早急に転落防止のためホームドアの設置する必要がありそうです。

特に、JR東日本と京急にはホームでの安全対策にもっと力を入れてもらいたいところです。

 

※希望日本研究所 第8研究室

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