2015.06.16 自転車

今後100年続く新時代の街に敷かれた”残念な”自転車専用レーン

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パナソニックの工場跡地に誕生した『サスティナブル・スマートタウン』

SMAPの中居クンの出身地としても知られる藤沢と辻堂の間に、大きなパナソニックの工場がありました。

東海道線の線路沿いということもあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

その東京ドーム4個分に相当する広大な土地が今、新たにスマートタウン『藤沢SST』として生まれ変わっているので、この週末はじめて行ってみました。

Sustainable Smart Town】

いわゆる「3世代100年続く街」として、エネルギーを消費するだけでなく太陽光発電を活かして、文字通り持続可能な「サスティナブル」な街を形成しています。

その規模は実に1000世帯!
まだ半分ほどの工区しか完成していませんが、見た感じでは大半の家が入居済みでした。

全世帯がスマートフォンならぬスマートハウスで、デフォルトで屋根にソーラーパネルが付いています。

道路沿いにも分かりやすいようにズラリと!

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あっ!写真でお気づきになりました?

ここには代官山に次いで2番目の特別な蔦屋「T-SITE」もあり、湘南に相応しいスローライフを提案する拠点として、多くの住人や来訪者で賑わっていました。

ちなみにこの県道は、あの箱根駅伝のルート(往路3区/復路8区)なので、駅伝を見る際はココにも注目してみてください!

 

自転車もしっかり守られているか?スマートインフラの実情

その他、カーシェアリングレンタサイクル新たな物流サービスにも挑戦!
パートナー企業18社による壮大な街づくりプロジェクトです。

個人的に最も気になるのがインフラ!

特に最近、道交法の改正で話題になっている自転車に関するインフラがどうなっているか?
しっかりチェックしてまいりました!<(`・ω・´)

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ここがメインの通りです。

ありましたね、青く塗られた自転車専用レーンが。
・・・だがしかし、正直かなり残念でなりません。

これだけ幅員があるのに、なぜ色分けだけの簡素なタイプにしてしまったのでしょうか?

せっかくなら、完全分離したタイプを導入すべきです!

これでは、ちょっと車を停めようと思ったら自転車レーンの上に停めがちですし、実際に横断歩道の向こうでは小さなBMWが知ってか知らずか自転車レーンの上に普通に停まっています。

ちょっとした段差のある縁石を配置するだけでも、路上駐車を防げるし安全度も増すハズなんです。

甘い!極めて甘い!

この点が大幅にマイナス評価となり、この藤沢SST全体がイマイチに感じてしまいました。

あとは余談ですが、最寄りの藤沢駅にも辻堂駅にも距離がある場所なので、LRTなんて開通したらもっともっと話題になるのになぁ、、と思ってみたりみなかったり。

 

デンマークやオランダに自転車インフラを学ぶチャンス!

海外と比較するのはナンセンス!

と、すぐに言われがちですが、ヨーロッパの自転車先進国には素晴らしいインフラが多く整備されています。

それをそのまま日本に取り入れるというのは現実的ではないにしろ、これから開発する新しい街区にすら取り入れない/取り入れようとすらしないというのは、いかにリテラシーが低いか、いかにやる気がないか、という風に考えざるを得ません。

日本にも自転車専用レーンは徐々に増えてきていますが、ただ路面に線を引いたり色で分けたりするだけでは、まったくもって不完全です!

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希望日本研究所 第5研究室

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