2015.12.09 文化芸術振興

許せぬ!!こんなにもあった!被害にあった文化財油まき事件まとめ

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寺社連続油被害事件「呪われた日本を油で清めた」

これは日本の寺社にある文化財に油を掛け、損壊した事件。

未だ逮捕に到ってないとは、どういうことだ!?

2015年5月29日に発表された警察庁による被害のまとめでは、わかっているだけでその被害は16都府県、48カ所に及ぶといいます。

逮捕状が出ている犯人は、韓国系キリスト教団の開祖で帰化済みの元在日韓国人という。

未だ逮捕に至っていない理由は犯人が「日本国内にいないから」。

警察は逮捕状を出しただけで、この結果ではお粗末すぎます。

日本の伝統文化、ひいては人類の遺産を著しく毀損するこの卑劣な犯行の決着は、いつつくのでしょうか!?

 

日本には驚く程、各地に貴重な国宝クラスの文化遺産がのこされています。

それらは古代日本から受け継いできた文化芸術、歴史や信仰を表現した重要な宝*です。

*参考記事:誇るべき日本の天平文化、シルクロードと仏教美術

日本の文化遺産は、正しい歴史とともに次世代にも、必ず受け継いでいかなければなりません!

 

文化財油かけ事件、閉ざされたメディア報道

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2015年6月2日の朝、寺社の国宝や重要文化財に油をかけた容疑で千葉県警が逮捕状をとったと一斉に報道されました。

その内容は、

  • 千葉県警が建造物損壊容疑で逮捕状をとった
  • 犯人は米国在住の日本人医師の男(52)
  • 犯行にはレンタカーで移動
  • 日本へ帰国次第逮捕

やっと逮捕されたと思いきや、よく見ると「海外にいるので帰国次第逮捕する」という呑気な内容でした。

逮捕されるとわかっている犯人がのこのこ日本に来るわけないでしょう!?

それまで寺社や文化財に油がまかれたという事件は結構、「誰が何のために?」と謎めいた事件としてTVと誌面を騒がせていましたが、この日以来、大手新聞の誌面上では「寺社連続油被害事件」を簡単にしか取り上げなくなりました。

これは一件落着、ということなんでしょうか?

ネット上で調べると様々な情報が流れ、こうした大手メディアの動きに対して、スポンサーや人間関係上「公表するとまずいので公表できない」からだという憶測が飛び変わっています。

公表するとまずい犯罪とは何なのでしょうか。

 

文化財、油まき犯人の人物像

犯人の人物像が多少わかる記述がありました。

6月1日、香取神宮の被害に関して、ニューヨーク在住の52歳の医師でキリスト教系の宗教団体の創始者とされる韓国系日本人の男に対し、建造物損壊容疑で逮捕状が取られたことが判明した。

男は信者向けの集会において、2013年夏頃から中国地方や九州地方の城や神社で「精霊様の命令で清めるため」、「お清め」と称して油をまく行為をしたことを発言したとされる

警察によると、48箇所全ての関連はわかっていないが、香取神宮や奈良県内の寺の防犯カメラには、当該の男とよく似た男が映っていたとされ、男がアメリカから帰国次第、逮捕する方針である。男は、韓国系牧師の創立した都内の教会でキリスト教に出会ったという。

(Wikipedia:寺社連続油被害事件)

犯人は究極のナルシストで、「日本文化と歴史」を象徴するものを貶め、戒める神のように思い込んでいるように感じられます。

 

文化財に油を掛け「お清め」という犯行の動機!

まず私たちにとって、歴史的に価値のある国宝や世界遺産に対して勝手に油をかけることが「お清め」とは、狂っているとしか思えません。

韓国世界遺産の「石窟庵(ソックラム)の石仏、阿閦如来座像」やフランス世界遺産の「モン・サン・ミッシェル」にあるキリスト像にお清めとして日本酒を撒くようなものだろうか?

もちろん、国宝や世界遺産でなくても他人の所有物に「日本酒」だろうが「聖油」だろうが、勝手にまいたりかけたりする事は許されません。

 

モン•サン•ミッシェル

モン・サン・ミッシェル(フランス)

石窟庵 Bukkokuji Temple and Sekkutsu-an Cave in Keishu, Chosen, March 1938.

石窟庵(韓国)Bukkokuji Temple and Sekkutsu-an Cave in Keishu, Chosen, March 1938.

産経オンラインニュースには【「呪われた日本を油で清めた」「震災は神の意志」逮捕状の男、集会で主張」】(2015年6月1日)と見出しにありました。

犯人自身の集会で【100カ所以上の神社や城郭、ほこらなどを訪れ、「油を注いで清めた」と説明。】しYouTube にアップしていたそうです。

 

文化財に油をこんなに撒いていたのか?!

Wikipediaに「寺社連続油被害事件」と新たなページが作られているのをみつけました。

犯人が取り返しのつかない犯罪を多くの日本の国宝や文化財、世界遺産にしたこと。

それがきちんと計画され、執拗に続けられた連続犯罪事件で、犯人は「動機」と「目的」をもって確実に実行したのだろうとわかりました。

 

呪われる度に日本の世界遺産や国宝が油で損壊されてはたまらない。

地球上の世界遺産や文化財にもっと敬意を払ってほしい。

文化財は全ての人類の遺産、破壊する事は、どんな大義があっても卑劣なテロ行為と変わりないです。

美しい文化遺産を子供や孫、ひ孫、その先までも見せてあげたい。

 

日本政府は海外の警察と連携して、犯人を厳重に処罰してほしい。

 

 

油被害にあった寺社、国宝、文化財。

以下のリストは2015年4月4日〜5月29日までの約2ヶ月弱に発見・発覚・

通報された被害です。

(参考:Wikipedia 寺社連続油被害事件より)

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被害にあった世界遺産東大寺の南大門(国宝)

 

奈良県での油被害

長谷寺(本堂・国宝)や明日香村の岡寺

橘寺と飛鳥寺

明日香村 飛鳥坐神社

世界遺産の金峯山寺の本堂(国宝)

東南院

橿原市 久米寺

当麻寺 国宝の当麻曼荼羅厨子の壇

東南院

橿原市 久米寺

橿原神宮

安倍文殊院

世界遺産東大寺の南大門(国宝) 大仏殿(国宝)

談山神社

信貴山朝護孫子寺

狸谷山不動院

大和郡山市 松尾寺の本堂(重要文化財)

桜井市 長谷寺

世界遺産・春日大社の南門(重要文化財)

唐招提寺の金堂(国宝)

桜井市 普門院

奈良市 薬師寺の薬師寺孫太郎稲荷神社の社殿

明日香村 橘寺本堂(2回目の被害)

奈良市 薬師寺の薬師寺孫太郎稲荷神社の社殿

葛城市 当麻寺 仁王門

 

京都府での油被害・盗難

京都市 世界遺産の西芳寺(茶室)で、阿弥陀如来像1体がなくなる。(京都府警捜査中)

京都市 二条城(国宝・二の丸御殿)御殿廊下の床板や建具など20か所

京都市 世界遺産東寺にて国宝の御影堂 重要文化財の灌頂院東門

京都市 八坂神社

京都市 東寺(新たな被害箇所)

京都府 世界遺産、清水寺の本堂(国宝)

 

世界遺産東寺の御影堂(国宝)

被害にあった世界遺産東寺の御影堂(国宝)京都

 

山形県での油被害

鶴岡市 善宝寺 本堂など8か所

鶴岡市 出羽三山神社 東照社、羽黒山五重塔(国宝)

天童市 若松寺観音堂 – 文化遺産オンライン(文化庁)(重要文化財)

山形市 立石寺の7つの建物

寒河江市 慈恩寺の本堂など5か所

 

東京都での油被害

港区 心光院表門 – 文化遺産オンライン(文化庁)(登録有形文化財)

光明寺の納骨堂:5月18日

板橋区 円福寺にある仁王立像の頭部

江東区 天祖神社 石碑

八王子市 神社

 

兵庫県での油被害と損壊

淡路島 伊弉諾神宮

神戸市東灘区 保久良神社

淡路市 伊弉諾神宮で(2度目)

姫路市 圓教寺 仁王門(兵庫県指定文化財)の柵の隙間に接着剤のようなものが塗り付けられる

 

香川県での油被害

金刀比羅宮

金刀比羅宮(新たな被害箇所)

 

滋賀県での油被害

滋賀県 琵琶湖 竹生島 都久夫須麻神社 国宝に指定されている本殿の階段

 

茨城県での油被害

茨城県 鹿島神宮

 

千葉県での油被害

千葉県 香取神宮

 

静岡県での油被害

三島市 三嶋大社(重要文化財)本殿

 

新潟県での油被害

弥彦神社の拝殿(登録有形文化財)

 

福井県での油被害

曹洞宗大本山永平寺にて宝物殿「瑠璃聖宝閣」の木製扉周辺

 

和歌山県での油被害

粉河稲荷神社

 

福岡県での神仏損壊

警固神社 キツネの石像全4体が壊された

 

大分県での油被害

宇佐神宮の境内にある亀山神社のさい銭箱付近

 

神奈川県での油被害

江ノ島 江島神社 4か所

 

群馬県での油被害

館林市 尾曳稲荷神社 社殿の柱や横板

 

清水寺 京都

被害にあった清水寺 京都

 

コラムニストの勝谷誠彦氏はラジオ番組にて、全国に広がった文化財油かけ事件はひとりでできることではなく組織的犯行であると指摘しました。

日本人の心の拠り所が被害にあっている、日本の文化文明をわかっているやつがやっている、油をまいているということは、これは警告で、次は火をつけるぞってことでだろうと推測。「そこまで(火をつけるまで)やったら戦争ですよ」「そこまで、もしどっかの国が組織立ってやっていたら(戦争になる)」と訴えた。

(Wikipedia:寺社連続油被害事件)

そして、勝谷氏は犯人に対して「公表すると外交的にマズイ相手だったりすのかなと外交的および公安的な情報戦が起きているんじゃないか」と自身の見解を示した。

文化財の油を除去している関係者は「完全に修復するのは難しいだろう。早くしないと黒い染みとなって残ってしまう」と指摘しています。

日本の神社仏閣、文化財に対して損壊行為をする者は何億円もの賠償金や禁固刑、また今回のように連続していこなっている場合はテロリストとして罰すべきです。

日本の国宝、文化財は次世代に継承すべき人類の財産だから。

正しい歴史とともにありとあらゆる手を使い守らなければなりません!

 

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