2015.04.06 鉄道

ホームドアに救われた!~私の危機一髪体験~

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人身事故は対岸の火事ではない!!

電車の人身事故というと、つい“飛び込み自殺”を連想してしまう人も少なくないのではないでしょうか。

朝のラッシュ時や仕事帰りの疲れている時に、電車が遅延すると「いいかげんにしてよ」と思ってしまいますよね。

しかしながら、実際には本人の意志とは関係なく、事故や体調不良などが原因のことも多々あるのです。

これから私の「実体験」をご紹介しようと思います。

 

あの時ホームドアがなかったら・・・

私の自宅は東急目黒線の武蔵小山駅が最寄り駅であり、武蔵小山駅には2001年よりホームドアが設置されていました。

今から遡ること10年ほど前、まだ若手で元気が取り柄だった私は、土日の休みもなく毎日早朝から深夜まで働きに働きまくっていました。

ある日、連日の残業で疲れきって家に帰る途中、最寄り駅の2つ前の駅あたりから不意に気分が悪くなり、フラフラとめまいに襲われました。

もともと疲れると貧血になりやすい体質でしたが、その時も貧血特有の高音の耳鳴りと目の前がだんだん砂嵐のようになって見えなくなる症状が出ていて、このままでは倒れてしまうと思い、次の駅で一時降車するか悩みました。

でも実際には「あとひと駅なら堪えられるかも」とつい我慢してしまい、武蔵小山駅に到着する頃にはほとんど意識がなくなっていました。

自分の中では電車がホームに差しかかり、ベンチが見えたので下りてそこに座ろうとしていた・・・・・つもりでした。

危機一髪
 しかし、実際に周りの人が見ていた光景はまったく別のものでした。

 

ホームドアで九死に一生・・・危機一髪ってつまりこういうこと

後から聞いた話ですが、私は電車のドアが開くなりホームの反対側に向かって猛烈な勢いで歩き出し、ホームドアに激突してその場に倒れたというのです。

この時点で私の意識はなく、ホームドアがなければそのまま反対側の線路に落下していたことは疑いようもありません。

危機一髪

万一、そのタイミングで反対側の線路に電車が入ってきていたら・・・・

考えただけでもゾッとしますが、見た目は完全に“飛び込み自殺”そのものですね。

でもホームドアがあったおかげで、おでこに大きなたんこぶが出来た以外は大きな怪我もなく、現在まで元気で生きていられるのです。

 

体験してわかる!ホームドアのありがたみ

このように本人の意志とは関係なく線路への落下の危機に直面した時、最後の砦となって命を守ってくれるのがホームドアなのです。

これができるだけ多くの駅に設置され、一つでも多くの不幸な事故が防がれることを強く願ってやみません。

 

※希望日本研究所 第8研究室

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