2016.01.25 選挙

初めての選挙もコレを読めば大丈夫!投票方法をバッチリお教えします!

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若者の投票率が低いのは、投票の仕方を教えていないから?

日本では、20歳になれば(※)誰しも選挙権が与えられ、有権者として選挙で投票することが可能です。

しかし、ここ最近の投票率は若い世代ほど投票率が低くなっているのが現状です。

ここ10数年の投票率の推移でも、若者の投票率が30~40%で推移し、全体の投票率の足を引っ張っています。

さらに言えば、20歳代の投票率は、60歳代のおよそ半分です。

それに加えて、そもそも60歳代の人口のと20歳代の人口自体がずいぶんと違うわけですから、中高年層向けの政策に重点が置かれるのはやむ得ないことです。

(※)2016年の参議院選挙から選挙権が「18歳」に引き下げられました→10代が社会を動かす! 〜18歳選挙権の意義と展望〜

 

それでは、若い世代の投票率を上げるにはどうしたらよいのか

よくよく考えてみると、若い世代の人たちが投票に行かないのは、実際の選挙への参加のしかたや実際の投票のやりかたを習っていないことに原因があるのではないでしょうか。

たとえ、「行かなければ」という気持ちがあっても、実際に選挙に行ったことがないためそのやりかたがわからず、投票所自体へ足を運ぶのを尻込みしてしまうという方も多いのではないか、そう思われます。

みなさんも20歳になり、はじめて国政選挙や地方選挙などで投票に行った際に、まったく勝手がわからずにどうしたものかと戸惑った方も多いでしょう。

そこで、今回は選挙における投票所での実際の投票方法を簡単に説明します。

「簡単に」説明できるくらい、選挙での投票というのはいたってシンプルなものです。

 

① 選挙はいつ行なわれる?場所は?持ち物は?

投票に先だって投票所入場券(投票のご案内)が自分の住んでいる自治体の「選挙人名簿」にしたがい郵送で各世帯に届きます。

その投票所入場券には、選挙の投票日(選挙期日)や投票所の名称・所在地などが記載されています。

投票日当日には、入場券に書かれている投票所に行って投票することになります。

投票日の当日に用事などがある場合、「期日前投票」「不在者投票」といった制度が利用できますが、それは、この記事の後半で説明します。

東京都選挙管理委員会HPより「投票所入場券」

東京都選挙管理委員会HPより「投票所入場券」

指定されている投票所の多くは、住んでいるところの近くにある学校の体育館や集会所などの公的施設となっています。

わかりやすい場所が指定されているため、初めてでも大体の場所が見当がつくようになっています。

投票所は、場所によって若干異なりますが、ほとんどは当日の午前7時に開き午後8時に閉じられます

投票所へ行く際は、受け取った入場券を忘れずに持っていきましょう。

もし、入場券が届かなかったり、紛失してしまったりした場合でも大丈夫です。

その時は 投票所の係員の方にそのことを伝えれば対応してもらえます。

 

② いざ、投票!

投票所に入ったら、まず入口付近に設置されている受付に入場券を渡します。

そこで係員によって本人かどうかの確認を受け、確認が済むと投票用紙が渡されます。

投票用紙を受け取ったらその投票用紙に記入をするのですが、どこで記載するかは順路が指示されているので、その通りに進んでいけばわかります。

投票記載所には鉛筆が置いてあり、正面には候補者の氏名や政党の名称が書いてある紙が貼ってあります。

また、記載所にはついたてが設置されており、隣の人の手元は見えないようになっています。

自分が誰に投票したかなどの秘密は守られているため、安心して記入することができます。

誤字・脱字などの記入ミスがあったり、書く必要のないことを記入したりすると、票としては無効になってしまうこともあります。

よく確かめて、焦らず正確に、丁寧な字で記入するとよいでしょう。

投票箱

投票箱

投票用紙に記入できたら、用紙を二つ折りにして投票箱へ入れます。

これで投票は終わりです。

 

③ 投票用紙には何を書くの?

次に国政選挙や地方選挙など、選挙によって異なる投票方法の違いを説明します。

選挙には、衆院選や参院選に知事選、最高裁裁判官国民審査などさまざまな種類があり、それぞれ投票用紙への記入のしかたに違いがあります。

衆院選と参院選では、2種類の投票が必要です。

一般的に、選挙区選出の投票用紙には「候補者名」を、比例代表選出の投票用紙には「政党名」をそれぞれ記入します。

ただ、参院選の比例代表選出では政党名だけではなく候補者名を記入することも可能です。(非拘束名簿式といいます)

その他、地方議会議員の選挙や知事選などでは候補者名を記入します。

また、上に挙げたものとは根本的に異なった記入方法となっているのが、「最高裁裁判官国民審査」です。

最高裁裁判官国民審査用紙の例

最高裁裁判官国民審査用紙の例

この審査では、辞めさせたい(罷免したい)裁判官がいる場合にのみ記入が必要となります。

方法もシンプルで、その名前が記載されているの上の欄に×(バツ)を記入すればよいのです。

逆に、辞めさせたくない場合には何も記入する必要はありません。

○(マル)などと書いてしまうと、その投票用紙ごと無効となってしまうため注意が必要です。

これらいずれの選挙の投票用紙であっても、氏名を書けばいいのか、政党名を書けばいいのか、それとも記号を書けばいいのかは明記されています。

どうしてもわからない場合は、近くにいる係員に聞くことができます。

 

④ 選挙の当日に投票できない場合はどうすれば?

急に仕事や旅行の予定が入ってしまったというような場合、投票日当日に投票所へ行けないことになります。

そういう時のために、投票日前に投票ができる「期日前投票」という制度もあるのです。

その他にも、出張や長期の旅行などで地元にいない方が「滞在先」で投票できる不在者投票や、海外にいながら国政選挙に投票できる「在外選挙」があります。

期日前投票は事前の手続き不要なため、利用者が増えてきています。

公示日の翌日から投票日の前の日まで、地元の区役所などで投票することができます。

まず、郵送で受け取った投票入場券を持って、区役所もしくは臨時の投票所へ向かいます。

投票所の受付で、請求書兼宣誓書に記入をして提出すればいいのです。

その際、押印や身分証明書の提示は必要ありません。

この後の流れは、当日の投票所での流れと同じものです。

投票用紙に候補者名や政党名を記入して、投票箱に入れれば完了です。

明るい選挙推進委員会HPより「投票手順」

明るい選挙推進委員会HPより「投票手順」

以上が、簡単な選挙における投票の流れです。

「選挙」とか「投票」とかの言葉を聞くと、いかにも難しそうなイメージを持つかもしれません。

しかし、意外とシンプルなものだということが、今回でお分かりいただけたかなと思います。

投票に行って意思表示をすることは、国民としての大きな義務の一つであると言えます。

私たち自身の生活をより良いものにしていくためにも、選挙は重要です。

だからこそ、、投票には必ず行きたいものです。

 

※希望日本研究所 第8研究室

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