2016.03.29 有識者講演動画

山田宏先生「自虐史観」を解説!『自己肯定感が無ければ良い子どもが育つわけありません』【動画】

5
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

自虐史観について山田宏先生が解説!『低い自己肯定感を高める教育が必要』

どこか一歩引いてしまいがちな日本人の民族性。

これを「おしとやか」とプラスにとらえることもできますが、度が過ぎて引きすぎてしまうと、自国である日本のことを嫌いになったり歴史を否定してしまったりして、それが自虐史観へとつながってしまうのです。

控えめな美徳を捨てないにしろ、自己否定することがデフォルトになってしまうと、自身の人生が後ろ向きになってしまうのはもちろんのこと、国家としても国益を損なう事態に発展してしまうと言っても過言ではありません。

杉並区長時代に『自己肯定の教育』を重要視して実践されてきた山田先生は、昨今の日本人における自己肯定感の欠如や過剰な自虐史観について、どう感じていらっしゃるのでしょうか?

経験談からの対策なども交えた説得力のある解説を動画にてご覧ください。

14

※ このページから直接動画をご覧頂けます。また、下部には文字起こしもございます。

山田 宏(やまだ ひろし) 国家経営研究会 代表理事 プロフィール

【経歴】
昭和33年生まれ
京都大学法学部卒業後、松下政経塾へ2期生として入塾
都議会議員を2期、杉並区長を3期、衆議院議員を2期務める
現在は国家経営研究会の代表理事

【著書】
「日本よい国」構想 (WAC出版)
第3の道 (マガジンハウス) 他

川上 和久(かわかみ かずひさ) 明治学院大学 教授 / 希望日本研究所 所長 プロフィール

【経歴】
昭和32年生まれ
東京大学文学部社会心理学科卒業
同大学大学院社会学研究科社会心理学専攻博士課程単位取得退学
東海大学文学部助教授等を経て現職
専攻は政治心理学、戦略コミュニケーション論

【著書】
イラク戦争と情報操作
「橋本維新」は3年で終わる
「反日プロパガンダ」の読み解き方 他

 

山田宏先生が語る「自虐史観」以下よりテキストでもお読み頂けます。

kk100川上 今回も、国家経営研究会代表理事の山田宏先生からお話を伺おうと思います。
宜しくお願いします。山田先生は昔から自虐史観に基づく教育に対する批判をずっとなさってきて、日本という国を好きにならなければ、つまり、自己肯定感が無ければ良い子どもが育つわけないじゃないか!ということをよく主張しておられたわけですけれども、「あんたの国は悪いことをした」「日本は悪いことをした」「日本は悪い国なんだ」というようなことではなくて、自分を肯定する教育こそが重要なんだということで、実際に杉並区長の時代にも山田先生は実践されてきたわけですけれども、この自己肯定感というものの重要性をどういう風にお考えでいらっしゃいますか?
hy1山田 やはり人間最後は、自己肯定感を失っていなければ、どんな苦しい境遇でも立ち上がることができるけれども、自己肯定感、つまり自信や誇りを失うと、環境が良くても、ちょっと風が吹けばヘナヘナとなるんですよ。

だから、これ(自己肯定感)が人間の最後の背骨なんですね、精神の。

で、これを全部抜かれてしまったのが日本の戦後なんですけど、私がそれに気づいたのは、今から25年ほど前に会津若松市に行ったときなんです。

私その時は自民党の都議会議員でしたけれども、会津若松市に視察に行って、夜みんなで食事をしていたんです。
私自身は父までがずっと山口県の出身でございまして、いわば昔で言うと長州なんですね。

長州と会津は最後戦ったわけです。
ですけれども、百何十年も経っているから大丈夫だろうと思って、そのお店で「私は実は山口県/長州の出身で・・・」と言った途端に、店が凍りついてしまって、今までにこやかだったお姉さんも何も喋らなくなって、逃げ出すようにお店から出て行ったわけです。

凄いショックだったものですから、翌日、会津若松市の教育委員会へ行って、会津はあの戊辰戦争をどういうふうに教えたのか?と調べたんです。
その結果わかったことは、会津は戊辰戦争で敗れた後、

 会津は敗れたけれども会津武士は最後まで武士道を貫いたんだ
 徳川家に忠義を尽くしたんだ

と、そういうふうに教えたわけです。

『戦の勝ち負け』と『正義の所在』というのは別なんだと、こう教えて、会津からは次から次へとその後の立派な人物が輩出されたわけです。
つまり卑屈にならなかった

ところが、日本の戦後はどうなるかというと、

☑ 悪いことをしたから負けた
☑ 侵略した
☑ 残虐な行為をおこなった

こういったことを信じ込まさせられたために、背筋が曲がってしまって、いくらアベノミクスでどんどんお金をジャブジャブやっても、何か最後の踏ん張りが足らない。

だけれども、まだ明治の時代の人がいた頃は良かったんです、そんな教育を受けていないですから。
昭和40年までは良かったと思います。
昭和40年以降、段々明治の人がいなくなってくると、日本が段々ダメになっていくと。

会津のあのやり方を見ていると、やはり「自己肯定感を持って育てることがいかに重要か」ということが分かったわけです。

kk100川上 よく海外の人と話していても、俺の国はこんな凄いことがあるんだ!といって、お国自慢ってなかなか止まらないですよね。

それが普通のことなんですけれども、これからやはりグローバル社会の中で若い人材が国際社会で活躍しなければいけない。

そういうときに自己肯定感を持った人材を育てていくために、やはり『教育』ということになるんでしょうけれど、どこから手を付けて改革していったらいいと先生はお思いでしょうか?

hy1山田 自己肯定感を崩す一番簡単な方法は、その人ではなくてその人の先祖を貶めることなんです。

昔「お前の母ちゃん出ベソ」とか言っていたと思います。
それは本人ではなくて、母親をやっつけることによって本人を潰しているわけです。

ですからやはり、先祖の悪口を言わないことですね。
まず家庭にあっては、先祖の良い話をすること。

それからもう一つ国家にあっては、

☑ 日本という国の歴史は誇りある歴史だ
☑ 立派な先人たちがいっぱいいたんだ

ということを、特に強調してやると。

悪いこともありますよ。
悪いことなんか大人になればわかる、例えば「実はあれはああいうことあったらしいよ」と。

それは大人になって分かれば良いので、子どもの時は「良い国に生まれたね」ということをみんなで教えないと

☑ なんでこんな国に生まれちまったんだ!?
☑ アメリカに生まれりゃ良かった!

なんて思ったら、そりゃツバを吐くしガムは捨てるし落書きはするし犯罪を犯しますよ。

だけれども、「良い国に生まれたね」とやれば、自然に背筋が伸びて、そういう人たちは少なくなって、もっと住みよい社会になるはずなんですね。

ここが一番のポイントだと思います。

kk100川上 この日本という国に生まれて良かった!

考えてみると、私たちの先祖の誰か一人でも何かあって殺されていたら/死んでいたら、今の自分はいないわけですね。

そうやって連綿として自分たちの先祖が自分という存在を守り抜いて、そして産んでくれた。
そういうその歴史の重みというものを感じながら、この国に感謝し、そして私たちの先祖に感謝するということから始める。

その重要性を今日は山田先生に改めて教えていただきました。

 

 

希望日本研究所 第5研究室

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

有識者講演動画関連記事

有識者講演動画関連記事をすべて見る