2016.03.15 病気

新入社員が悩みがちな五月病とは?症状や治し方をチェック!

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会社辞めたい病!?社会人一年目のGW明けに襲われがちな五月病とは?

もうすぐ春ですね♪ちょっと気取ってみませんか?

という冗談はさておき、出会いや別れをはじめ、お花見に花粉症に新生活に、春には色々な変化や楽しい イベントが待っています。

さらにその先にはゴールデンウィークが控えていることもあり、気温とともに気分も上昇します。

しかし、その上昇した気分を急降下させる悪い奴がいます。

五月病!

病という字が使われていますが、正しい病名でもなければ医学的にも存在しないのです。

とは言え、その主な症状は『うつ病』『適応障害』と同じで、完全に心の病の一種であることは間違いありません。

中には食欲不振や動悸など、心だけでなく実際に身体に反応が出てしまうこともあり、他の病気と同じく治療が必要な場合も有り得ます。

ではなぜ、『うつ病』や『適応障害』とは別に『五月病』という呼び名が付けられているのでしょうか?

4月病でもない6月病でもない5月病!なぜ五月に発症するの?

新たな会社や学校に進む新人社員や新入生は、さぞかし希望に満ち溢れているところでしょうか。
しかし、実際のところは不安要素の方が多いかもしれません。

新たな環境に適応するには、それ相応の時間を要します。
そして人は何とか適応しようと、無意識に普段より頑張ってしまいがちです。

すると、知らず知らずのうちにストレスが溜まり、肉体的な疲れ以上に精神的な疲れを抱えてしまいます。

そうしてあっという間に4月が過ぎ5月に入ると、新たな環境に適応しつつある絶妙なタイミングでゴールデンウィークという連休がやってきます。

ここで爆発!ドカン!事件勃発!

気を引き締めて頑張ってきた1ヶ月間のピリピリムードから解放されると、一気に気が緩み、それまで無意識に溜め込んでいた疲労が放出されます。
旅行から帰ってきて風邪を引くのと同じでしょうか。

そしてそのままGW明けまで半ば放心状態のようなものが続き、いよいよ「会社に/学校に行きたくないよ~」となるわけです。

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4月の過剰な頑張りに対する反動で、翌5月に虚脱感や倦怠感に襲われることこそが、通称『五月病』と言われる正体です。

また、特に地方出身者の人たちは、GWに実家に帰ることでしょう。
慌ただしい都会で慌ただしい日常を送っていた新生活から、ゆっくりと時間が流れる慣れ親しんだ空間に戻ると、そのまま会社を辞めてしまう新入社員も少なくないそうです。

5月に求人が増えるのは、これが原因だとか・・・?

 

まずは五月病の症状を診断してもらうことからチェック!治し方は人それぞれ

怪我をして骨折をするのとは違い、心の病はキッカケもタイミングも分かりづらいです。
それどころか、すでに患っていることすら自覚できていないことが多いのではないでしょうか。

こればかりは、風邪などと違って予防や注意の仕様がありませんが、

☑ 自分自身のキャパを理解しておく
☑ 無理をしない

といったことを心掛けておくだけでも、ある程度は対処できるかもしれません。

新たな環境でスタートダッシュが強すぎて頑張りすぎてしまうと、その分の反動が大きな波として訪れてくるかも知れません。

また、古くから「石の上にも三年」と言われているように、どこか忍耐することが美徳とされがちな世の中ですが、

☑ 軌道修正
☑ 土俵選び

といったことは決して逃げていることにはならないので、自身で納得いかない環境だと判断できるのであれば、見切りをつけるのも大事な決断です。

もし様々な状況で今すぐの軌道修正ができない場合は、『適当』という言葉を悪と捉えず、しっかりと適当に日常を送りましょう。

ケセラセラ!

 

今話題の『ブルーマンデー』や『サザエさん症候群』という憂鬱感

仕事に行きたくない!会社に行きたくない!

ほとんどの人が毎日のように抱いている感情ではないでしょうか。
特に月曜日の朝なんていうのは一週間で最も憂鬱かもしれません。

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自分自身が生きていくためにはもちろん、家族を養うには仕事をして収入を得らなければなりません。
もちろん中には、好きなことを仕事にできた人や、仕事自体が好きな人もいらっしゃるでしょう。

しかし、正直なところを言えば、生きていくための手段でしかなく、遊んで暮らしたいというのが本音だったりしませんか?

このあたりは「人生とは?」とか「労働とは?」みたいな哲学になってしまうので、深追いは控えます。

ブルーな気持ちの月曜日 ➡ ブルーマンデー症候群

大半の会社員や学生は、月曜日から仕事や授業が始まります。

この一週間の始まりである月曜日は、土日の休み明けということもあり、特に「会社/学校に行きたくない」という気持ちが強まり、憂鬱な気分に陥りがちです。

これを『ブルーマンデー症候群』と言い、もちろん日本だけでなく世界中で『Blue Monday』と通用するくらい、月曜日の憂鬱な気持ちを表す言葉です。

ところで、その他にも修飾された月曜日はたくさんあるのをご存知ですか?
ちょっと脱線してご紹介します。

ハッピーマンデー/Happy Monday

日本では、例えば1月15日だった『成人の日』など、本来の固定日から月曜日に移動させることで3連休を増やしました。この法改正の名称が、まさに『ハッピーマンデー』制度です。
この法改正により、必然的にブルーマンデーが減りますね。

ブラックマンデー/Black Monday

1987年10月19日(月)に世界的株価大暴落が起きました。
これが月曜日だったこともあり、このことをきっかけに、いまだに週明け月曜日に株価や外貨などが暴落することを『ブラックマンデー(暗黒の月曜日)』と皮肉を交えて言い表したります。

サイバーマンデー/Cyber Monday

アメリカでは毎年11月の第4木曜日が感謝祭(収穫祭)です。
そしてこの翌日金曜日から年末セールが始まり、街中は大勢の買い物客で賑わいます。
しかし、オンラインでのネットショップでは、さらに翌週月曜日に売り上げが急増するとのことで、この日を『サイバーマンデー』と呼びます。

 

日曜日の夜には憂鬱に ➡ サザエさん症候群

休み明けの月曜日は憎いです。
雨なんて降った日には激しく外に出たくなくなります。

しかし、月曜日の朝に憂鬱になるくらいでは遅い!?

日曜日の夕方あたりから「休みの終わり」「会社/学校の始まり」を実感し始めて憂鬱になり、中には体調不良まで訴える人もいるそうです。

この症状を俗称で『サザエさん症候群』と言われており、実に多くの日本人が患っていると言われています。

国民的かつ平和の象徴ともいえるようなサザエさんが終わると、その後に待っているのは月曜日へのカウントダウン!
もっとも、この時点ではまだ19時なので、まだまだ休日を楽しめる時間ではあるにも関わらず、こうして数時間後にやってくる月曜日に対して多くの人は構え始めてしまいます。

どこか勤勉な日本人の国民性を象徴する症状とネーミングですね。

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この『サザエさん症候群』もまた、『五月病』と同様に医学的な病気/病名ではありません。

しかし、もはや国民病と言っても過言ではないでしょう。

 

新社員だけじゃない!GW明けだけじゃない!うつになりやすいストレス社会

この『五月病』という症状は、定義づけされていないにしろ、いわゆる『うつ病』や『適応障害』と同じ心の病だということが分かりました。

特に多くの新入社員や新入生が、慣れない新たな環境で頑張ってしまう反動として5月に症状が出ることに由来するわけですが、人それぞれ憂鬱に感じることは日常に多くあり、またタイミングも違います。

もしかしたら、9月に入社/入学する人たちは『十月病』を患うかもしれませんし、火曜日水曜日が休みの人は毎週のように『ブルーサースデー』を実感しているかもしれません。

つまり、その時期によっていくらでも症状に名前を付けることができてしまうのです。
むしろ問題なのは、多くの人が同じように憂鬱な気持ちになる社会の空気感の方かもしれません。

半ば怠けグセとして扱われる『五月病』も、そんな社会が作り上げた産物と言っては表現が過ぎるでしょうか。

自由経済主義や競争社会を否定しているわけではありません。
ただ、しっかりきっちり仕事をするにしても、もう少し緩やかな空気にならないものかと望みたくなります。

新入社員あるある?ストレスで会社に行きたくならないために

勤勉な日本人だからこそ、ここまで立派な先進国になれました。

その代わり、「規則に対する柔軟さの欠如」「年間3万人以上の自殺者」など、決して目を瞑ってはいけない息苦しい一面も存在します。

ただただ「会社に/学校に行きたくないなぁ」とサボリたい感情を抱くだけならマシです。

本当に心の病になってしまっては、精神論など通用するはずがありません。
普段から無理せず、もし無理してしまって心や身体に黄色信号が付き始めたら、堂々と休むなり診察を受けるなりしましょう。

無理せず、適当に!背伸びせず、ほどほどに!

 

 

希望日本研究所 第5研究室

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