2016.03.03 花粉症

秋のアレルギー症状 実は秋も花粉症の可能性あり

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秋になったのに鼻水・くしゃみなどのアレルギー症状が・・それは別の花粉症かも

花粉症と言えばスギ・ヒノキが定番ですが、秋にも花粉症?

スギは2月下旬から4月上旬くらい、ヒノキはその後3月下旬から4月下旬と言われています。

あまり知られてはいませんが、花粉症はスギやヒノキに限ったアレルギー反応ではありません。
この期間以外で花粉症の症状が出ているならば、別の花粉に反応している可能性があります。

 

秋の花粉症の代表的なものは、ヨモギやブタクサです。
そしてメジャーではありませんが、スギ・ヒノキ以降も飛散するダークホースのイネ科のカモガヤやセイタカアワダチソウです。

 

ここでは秋に花粉症を引き起こす花粉たちについてまとめています

■ヨモギやブタクサなどのキク科の花粉症と時期

■飛散期間が長いカモガヤやセイタカアワダチソウなどイネ科の花粉症と時期

■秋の花粉症対策

 

 

秋はキク科の花粉症の季節

ブタクサやヨモギは、8月から10月ごろに花粉を飛ばすキク科の植物です。

空き地や公園、河川敷の土手で多く見かける雑草のなかに簡単に見つけることができます。

これらの花粉は、スギやヒノキのように花粉症を引き起こす植物として知られています。

 

<ブタクサの写真 ↓ >

ブタクサ

<ヨモギの写真 ↓ >

ヨモギ

 

イネ科は秋に限らず花粉症を引き起こす

カモガヤやセイタカアワダチソウといったイネ科の植物も花粉症を引き起こすことで知られています。

こちらは秋に限らず比較的長い期間飛び続けるので、スギやヒノキの花粉のシーズンが終わったにも関わらず、花粉症が治らないならイネ科の植物を疑った方が良いかもしれません。

これらのイネ科の植物も雑草として空き地や公園などによく生えているものです。

<カモガヤの写真 ↓ >

カモガヤ

<セイタカアワダチソウの写真 ↓ >

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秋の花粉症、その詳しい時期は?

ブタクサ・ヨモギなどのキク科の雑草、カモガヤやセイタカアワダチソウなどイネ科の雑草の飛散時期は、花粉情報ではあまり出てこないので、飛散時期の目安をここに書いておきます。

地域や季節により毎年変化しますが傾向はわかるはずです。

 

北海道・東北地方のヨモギ・ブタクサ・イネ科の飛散時期

種類 飛散時期
イネ 5月~9月
ブタクサ 8月~10月
ヨモギ 8月~10月

 

関東地方のヨモギ・ブタクサ・イネ科の飛散時期

種類 飛散時期
イネ 2月~12月
ブタクサ 7月~12月
ヨモギ 7月~12月

 

東海・関西・九州のヨモギ・ブタクサ・イネ科の飛散時期

種類 飛散時期
イネ 2月~11月
ブタクサ 9月~11月
ヨモギ 9月~11月

 

スギ花粉は二回飛ぶので初秋の花粉症はスギの可能性も

最近、春だけではなく夏の終わりに花粉症のようなアレルギー反応をする人も多いそうです。

秋の花粉症にしては早い場合、それは二回目のスギ花粉症の可能性もあります。

 

春に生育できず残った花粉が、夏の後半に成熟して飛ぶといわれています。

一年中マスクをしているのもうっとおしいですし、風邪と区別するのも難しいのですが、症状が長く続くようでしたら、夏のスギ花粉症も疑ってみてください。

 

北海道や長野に多いカバノキ科の花粉症

スギやヒノキ、イネ科、キク科の花粉はほぼ日本全土で花粉症を引き起こしています。
例外的に沖縄はスギやヒノキがないので花粉症のない地域ですので、避暑ならぬ避花粉もあるかもしれません。

一方で、地域特有の花粉症も知られています。
北海道や長野では、シラカバやハンノキなどのカバノキ科の花粉によるアレルギー反応も知られています。

いずれも1月から6月の比較的長期間花粉が飛ぶとされているので、既に花粉症の方は旅行の際には注意してください。

<シラカバの花の写真 ↓>

シラカバ

<ハンノキの花の写真 ↓>

ハンノキ

秋のアレルギー症状、花粉症対策は?

スギやヒノキは風に飛ばされて数十キロ離れた山間部からも飛んできます。
しかし、イネ科やヨモギ科の植物の花粉は、半径数メートル程度までしか飛ばないようです。
実際河川敷の土手でムズムズした経験はありませんか?

 

そのため、秋の花粉対策の一番の方法は、イネ科やキク科の雑草が生えているようなところに安易に近づかないことです。

 

また、スギ花粉症の人のうち50%の人がイネやヨモギがブタクサなどに反応する可能性があるそうですので春に反応する人は秋も花粉症になる可能性大です。

 

秋の花粉症ではアレルギー反応を起こす食べ物にも注意

秋の花粉症で厄介なのは、キク科やイネ科の花粉症の人は私たちがよく食べる果物や野菜で「喉がかゆい」、「唇が腫れるなど」の合併疾患を起こす可能性があることです。

ブタクサに反応する人は、メロン、スイカ、ズッキーニ、キュウリ、バナナを食べると、喉がかゆいなどの症状が出る場合があるといわれています。

また、ヨモギに反応する人は、セロリ、ニンジン、リンゴ、ピーナッツ、キウイ を食べると、喉がかゆいなどの症状が出る場合があるといわれています。

ちなみにカバノキ科はリンゴはNGのようです。

 

まとめ

ここでは、秋の花粉症についてまとめました。

■秋の花粉症では、ヨモギやブタクサなどのキク科の雑草、カモガヤやセイタカアワダチソウなどのイネ科の雑草が花粉症を引き起こす。

■秋の花粉症対策としては、雑草の生えているような公園や空き地に近寄らないこと

■秋の花粉症では特定の食べ物を食べると唇が腫れるなどの症状が出る可能性があるので注意が必要なこと。

 

秋でも花粉症ならアレルギーの専門医へ相談へ

自分が何の花粉に反応しているのか検査をしなければわかりません。
ハウスダストやダニなど思わぬもののアレルギーだったことが、検査してわかる例も少なくありません。

健康保険の対象にもなりますので、怪しいと思ったら耳鼻科やアレルギー内科など専門の先生に診てもらうことが一番です。
そうしなければ何に注意しなければならないかがわかりません。

花粉症の薬はアレルギー反応のおこる少し前から飲み始めた方が効果があるといられています。
去年の秋に鼻や目の症状が出ているようなら、今年は春の早い時時期から相談することをお勧めします。

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(希望日本研究所 第一研究室)

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