2016.02.19 安保法制

毎月19日は『安保反対デモ』の日!?戦争法案に反対する理由とは?

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戦争法案廃止!安倍政権退陣!安保反対デモの人は何に反対しているのか?

9月19日に安全保障関連法が可決・成立してから、3ヶ月以上が経ちました。

法案を巡っては、もっぱら法案に反対する人たちをマスコミは大きく取り上げ、「日本が戦争を始める」「国民総意で反対している」など、もはやミスリードとも取れる報道が目立ちました。

そして今もなお、いわゆる『戦争法案』に反対している人たちは安保反対デモを繰り広げては、プラカードを掲げて「No War!」「Love & Peace!」と合唱しながら街を練り歩いています。

特に法案が可決・成立した9月19日にちなんで、毎月19日には大きめの反対集会デモが各地で行われており、これは今後も続きそうです。

 

安保反対デモ 10月19日(法案成立1ヶ月後)

安全保障関連法が可決・成立して初めての『19日』である10月19日、大々的な安保反対デモが行われました。

twitterなどのSNSで広く拡散されており、東京をはじめ、名古屋、長野、京都、福岡、盛岡、札幌、旭川など、まさに全国各地での規模です。

呼びかけるためのチラシや当日のプラカードも非常に凝ったものが多いのが印象的ですが、そこに何が書いてあって何を主張しているのかを見てみると、

☑ 『戦争法』と名が変えらている
☑ 法案ではなく安倍首相/安倍政権を標的にしている

ということがよく分かります。

おそらく誰しもが平和を望んでおり、仮に『戦争法』などという法律が可決・成立したら、これまら誰しもが反対することでしょう。

しかし、あくまで戦争を未然に防ぐための『平和安全法制』であり、また安倍首相も当選して急に言い出したわけでなく、前々から言っていました。

そしてその後にも選挙があり、今こうして政権を握っているわけです。

つまり、プラカードやチラシの中には「民主主義をとりもどせ」というキャッチコピーも目立ちましたが、民主主義は誰にもどこにもとられておらず、しっかりと機能しています。

今回、いわゆる『戦争法』に反対している人たちの声が届かないのは、ある意味では当然とも言えるのではないでしょうか。

これは政権の采配ではなく国の制度なので、ストップ安倍!などと安倍首相を批判しても何も始まりません。

 

安保反対デモ 11月19日(法案成立2ヶ月後)

安全保障関連法が可決・成立してから2回目の『19日』である11月19日にも、10月に引き続き大々的な安保反対デモが行われました。

主張するプラカードやチラシの内容もまた前回と同じように、やはり『戦争法廃止』『安倍内閣退陣』などという言葉が用いられています。

残念ながら、どうやって日本の平和を守っていくのか?については、彼らの主張からは読み取れません。

また、中には次の12月19日の呼びかけも同時に行っているところもありました。

もちろん自由ですが、毎月19日に定期的にデモを行うこと自体が目的となっていては身も蓋もありません。

時の政権や巨大権力に反対することだけに価値を置かず、「なぜ反対なのか?」「その代わり日本を守るにはこういう方法がある!」など、建設的な反対意見を聞いてみたいです。

 

安保反対デモ 12月19日(法案成立3ヶ月後)

そして3回目の『19日』である12月19日にも各地で安保反対デモが行われ、twitter上にはデモが行われる場所や日時などの一覧リストまでアップされていました。

各地で行われたデモは、その規模の衰えを見せないほどです。

そしてなんと、高校生も安保反対デモに参加!

政治に興味を文字、自分の意見を主張するのは大変喜ばしいことです。

とは言え、例えばデモに参加しないと仲間外れになることを恐れ、空気を読んで参加しているとは決して考えたくないですが、

☑ 彼らは今回の平和安全法制の中身を読んだのでしょうか?
☑ どうやって自国を守っていくと考えているのでしょうか?

ただ「行動する」こと自体を称賛しても、彼らの為にはなりません。

自身の頭で考え、それが周囲の意見と一致しないとしても、それを恐れずに主張したり議論したりすることが大事になってきます。

ただデモに参加することを目的とせず、周囲に流されず自身の考えを持ってこそ、その先の行動が称賛されることでしょう。

また、12月は19日が土曜日ということもあり、翌20日の日曜日も各地でデモやイベントが行われました。

特にクリスマスの時期ということもあり、So this is Christmas ~♪ で始まり War is over if you want it ~♪ とサビで合唱するジョン・レノンの『Happy Xmas (War Is Over)』は、まさにうってつけの楽曲でしょう。

ロックミュージシャンであるジョン・レノンが反戦争や反権力の象徴と化しているのは、全世界共通です。

 

 

安保反対デモの目的は?主張する内容と相手を間違えないように!

安保反対デモの参加者は様々ですが、大きく分類することもできそうです。

☑ 巨大権力(時の政府など)に反対したい人
☑ 日本が戦争を仕掛けると本気で思っている人
☑ そうした風潮に流されている人

今回の安全保障法案は、決して戦争法案ではありません。

そして、この法案が通ったからと言って、日本が積極的に戦争するわけでもなければ、ましてや徴兵制など有り得ない話です。

それにも関わらず、安保反対デモに参加している若者は「戦争が始まったら戦地に行くのは真っ先に私たち!」などと本気で声を上げています。

☑ 戦争には繋がりません。
徴兵制は有り得ません。

政府が何度も説明している通り、日本が武力を行使するには厳しいルール『新三要件』が定められており、そう簡単には武力行使できないようになっているのです。

【1】
我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること

【2】
これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと

【3】
必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと

もっとも、日本を本気で守りたいと思うなら、こちらが防衛強化することを反対するのではなく、そうせざるを得ない処置を取らせる相手国の軍備強化などを批判するべきなのです。

「声を上げることが大事!」「行動することが大事!」などと、安保反対デモに参加する若者を称賛する声も聞こえますが、主張する内容も伴っていなければなりません。

こういう人たちは、中国の尖閣諸島での領海侵入や南シナ海への強引な海洋進出を本気で批判し、止めるための手段をまともに考えているのでしょうか?

「防衛するための法制」が「戦争を仕掛けるための法制」に捉えられている『誤った風潮』と、そうした雰囲気だけに流されてしまう『お祭り気分』こそ、考え改める必要があるのではないでしょうか。

戦争は向こうからやってくるもの(相手次第)なのです。

 

希望日本研究所 第5研究室

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