2015.04.06 動物

捕獲した命を無駄にしない!たとえ畑を荒らすシカやイノシシではあっても

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捕獲した命を無駄にしない

ジビエとは、鹿や渡り鳥など、狩猟の対象となっている野生鳥獣を意味するフランス語で、その肉を使った料理を「ジビエ料理」と言います。

シカ

photo by geishatara

ウィキペディアで検索すると・・・

ジビエ(仏: gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。
主にフランス料理での用語。
本来はハンターが捕獲した完全に野生のもの(仏: sauvage、ソヴァージュ)を指します。
供給が安定しない、また入手困難で高価になってしまうといった理由で、飼育してから一定期間野に放ったり、また生きたまま捕獲して餌付けしたものもドゥミ・ソヴァージュ(仏: demi uvage、半野生)と呼び、ジビエとして流通している。

とあります。

野生鳥獣を地域資源として活用している様々な事例を農林水産省が発表しています。

こうした事例の中にも、日本でも積極的に野生動物を資源化している取り組みが行われているのです。

シカ

また、本年2月5,6日にはジビエ関係者が一堂に鳥取に集合して「日本ジビエサミット」の第1回大会が開催されています。

ジビエ料理をテーマにした全国規模の集会は初めてということで、全国の自治体や農協の担当者、食肉処理業者、流通関係者など、約250名が申し込んだとのことです。

テーマ:農林・観光業の迷惑ものを地方創生の資源に変える

  • 捕獲全頭を食肉利活用に向けた取り組み
  • 地域の飲食店と連携しジビエの普及に向けた取り組み
  • 商品価値が低い部位を高付加価値商品として製造、販売している取り組み

まさに害獣を益獣に転換させる取り組み、この流れを推進していきましょう。

 

獣害被害を地域の資源に変えて命を活かす

フランス発祥のジビエ料理ですが、日本でもイノシシ肉のボタン鍋などはよく知られています。

牡丹鍋

一方、害獣で一番のシカについては、その食肉利用はイノシシに比べあまり積極的でなかったようです。

それは、生肉ならいいけれど、調理してもあまりおいしくないというのがその理由のようです。

猟師の間でもそういう評価があるようです。

しかし、料理の専門家の方が言うには、捕獲後の血抜き、保存法、調理の仕方などのポイントを押さえればシカ肉も見事においしく食べられるのです。

捕獲しても、ただただ埋められたり燃やされたりするだけでは、まさに命が無駄に扱われていることになるのです。

加工、保存、流通の仕組みをしっかり作り、美味しく食べるための調理法をいろいろ研究すれば、まさに、野生化して害獣と化したシカやイノシシの命を、地域資源として活かすことができるのです。

今後も、捕獲された野生動物の獣害の実態や地域資源としての活用を探っていきたいと思います。

 

※希望日本研究所 第2研究室

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